テーマ

相手にやさしくしょう

最近、自分の小さな「箱」から脱出する方法という本を読んだんですけど、良い本ですね。

私達は、皆、小さな箱の中に、入ったり、出たりしているんです。つまり、心を閉ざしたり、心を開いたりしているんです。

例えば、若夫婦に、赤ん坊がいたとします。赤ん坊が夜泣きするので、夫が目が覚めて、起きて、あやさなければならないと思って、起きれないでいると、自分を正当化するんですね。自分への心の裏切りですね。

自分が昼間も忙しく仕事しているので、自分がやる必要がない。妻がやるべきだ。ひよっとしたら妻は、たぬき寝入りしているのではないか、妻はひどい女だ。今度は、妻を非難しだすんですね。

私もこういう経験が有りました。電車の中の座席に座ってたら、次の駅で右隣が空いたので、外人のカップルの女性の方が座ったんですね。

そしたら、その次の駅で女性の前の席と私の左隣りの席が空いたんです。私は、その時、席を左隣りに移つて、譲ってあげようかと思ったが、出遅れてしまいました。

その外国の男は、向かい側に座りました。そしたら、向かい側に座った男の隣りの男が席を譲って、女性を呼んで、その男は私の左隣りに座つたんです。私は、余計なことをするなあとその男を非難しだしたんです。本当は、私がやろうと思っていたのに。自分ヘの期待を裏切ると、人は箱の中に入るのですね。では、どうやってそこから出るのか、それは、人にやさしくすると自然に出れるのです。



自分の小さな「箱」から脱出する方法 / アービンジャー・インスティチュート 【本】

投稿者

ishr1018@yahoo.co.jp

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です