私達は、いろいろな場で、スピーチをする機会があると思います。いろんなスピーチの作り方がありますが、代表的なのを二つほど紹介したいと思います。
一つ目は、導入部、本論、結論のパターンです。たとえば、「町中の自転車に、気をつけよう」という話では、この間、自転車で買い物に行ってたら、隣りに若い主婦が自転車の後ろの荷台に子供をのせて、私を追い越して行くので、すごい脚力だなあと、足元をよく見たら、電動アシスト自転車でした。
最近、若い主婦の間で流行っているようですね。よく見かけます。(ここまでが、導入部ですね)
ある日、コーナーなどの見えない角で、右折した時に、出会い頭にぶつかることがありました。
いままで普通の自転車同志だと、避けることができましたが、相手が電動アシスト自転車だと、防ぎきれないですね。
相手が、スピードが出てるから、相手が気づかない限りは、避けようがないと思いました。
電動アシスト自転車って、リチウムイオンバッテリーを搭載しているそうで、充電時間は3時間、価格は15万ほどします。ブリジストンやパナソニック、ヤマハなどいろいろメーカーがあります。(ここまでが、本論です)
歩行者と電動アシスト自転車が衝突して、死亡例もありますので、お互いに気をつけてほしいですね。(ここが、結論です)
二つ目は、起承転結のパターンです。皆さんご存じだと思います。
起 話題を提供し、話始めます。
承 その話題をさらに続けます。
転 前に述べたことから一転して、違う話を出します。
結 全体をまとめ結論づけます。
たとえば、 「地道なメンテナンスをしょう」 という話では、私のいとこが、建設会社を辞めて、田舎に帰ったので、「何してるの」と聞いたら「高速道路の点検の仕事をしている」ということなんですね。(起)
車に乗って、猫の死骸や、物の散乱物とか、道路のひび割れとかの修理をしていますが、なんか楽な仕事みたいで、私もやってみたくなります。
でも、猫の死骸を片付けるのは嫌ですね。(承)
それに似た話しですが、国土交通省は、空港の滑走路の傷みを早期に発見できる管理システムを開発しています。
車の上に積んだレーザー装置を使って、滑走路表面の凹凸や、形を精密に測り、補修が必要な時期を予測するんですね。
装置を積んだ車両を走らせて測定することで、労力も少なくて済み、人手が少ない地方空港の保守作業効率化につながるでしょう。
滑走路のひび割れや、変形がひどくなると、航空機の車輪が引っかかったり、剥がれた舗装をエンジンが吸い込んだりして大きな事故につながる恐れが有りますからね。(転)
高速道路も滑走路も綺麗な状態にしてないと大事故につながる恐れがありますから怖いですね。(結)
以上、二つの三分間スピーチのパターンを紹介しました。参考にして、仕事や趣味で、活用していただきたいと思います。